WebRTC スタック(WebRTC Stack)
WebRTC スタック(WebRTC Stack)は、WebRTC プロトコルを用いたリアルタイム音声・映像通信を実現するためのソフトウェアおよびインフラ層の全体構成を指す。単一の WebRTC ライブラリだけでなく、シグナリングサーバ・TURN/STUN サーバ・エッジノード・メディアゲートウェイ・コーデック選択ロジック・パケットロス補正機構など、エンドツーエンドの音声品質とレイテンシを決定するすべてのコンポーネント群を含む。
汎用 WebRTC スタックとして libwebrtc(Google 製)が広く使われてきたが、グローバル規模での低遅延要件・大量同時接続・AI 音声モデルとの密結合最適化が求められる用途では、ゼロからの再設計が選ばれるケースが出てきた。OpenAI が Realtime API のために WebRTC スタック を全面再構築したことはその典型例だ。
Voice AI の品質は、LLM の推論性能と WebRTC スタックの設計品質の組み合わせによって決まる。